CoSSOり福祉(ヘレン・ケラーにランプ)

CoSSO店長です。

10代の頃、良い事をするのに臆病になっていました。
とっても福祉に興味があり、市の施設に福祉図書館があることが
わかったので、そこへ行ってみました。

ドアの外からのぞいただけで帰りました。

同じ建物の中に、社会福祉協議会の部屋があり、ボランティアセンターもありました。

そこの廊下にある詩の額が掛けてあるのが、私の目にはいったのでした。


「あなたの手に持つランプを
 もう少し高くかかげてください。
 目の見えない人の
 行くてを照らすために
        ヘレン・ケラー」

その詩は、どうやらヘレン・ケラーが書いたもののようです。

あの目の見えない、そして、耳の聞こえない...

初めて読んだ時には
良く解らないといった感じでしたが
目の見えない人にランプの明かりをかかげるなんて...

でも、心に強く訴えるものがありました。

その詩に後押しされたのでしょうか?

何もできないでいたのに
小窓から覗くことしかできなかったのに
また、足を運んでみたい気持ちに変わっていたのでした。

次の時には
福祉図書室の中に入ってみました。

とても小さな部屋で、それほどたくさんの本や資料があるわけでは
なく、人目を気にしてすぐに部屋を出てしまい、ボランティアセンターの入り口のそばでまた、立ち止まってしまいました。

すると、突然 部屋の中から声をかけられました。
おどおどしながら部屋に入ったのですが、とても親切なご婦人が
とてもやさしくいろいろと教えてくれたのでした。

ここから私の障害者ボランティアにかかわりがスタートしました。